2015年12月30日水曜日

[DnD5e][Q&A] 目を瞑って攻撃したらDisadvantageを受けますか?

D&D 5版のCo-designerであるJeremy CrawfordのTwitterアカウント(@JeremyECrawford)での発言を元にしたルールに関するQ&Aです。

なぜこんな質問が?といぶかる方もいるかもしれませんが。
これは 2015年5月のSage Advice で述べられているLucky featの説明を受けたものです。

Disadvantageを受けているときにLuckyを使うと、「特殊ルールと通常のルールが矛盾している場合は、特殊ルールを優先する」(PH 7ページ)という原則に基づき、d20を3つ(Disadvantageつきの判定で2つ、Luckyで追加1つ)振って、(出目の低い方を選ぶのではなく)任意のダイスを選ぶという処理になります。
出目の低い方を選ぶという通常ルールよりも任意のダイスを選ぶというLuckyの特殊ルールが優先する、というわけ。

それなら、自分の望む時に自分の判定にDisadvantageを与えられれば、実質的に1日3回、超アドバンテージをもらえるようなものです。

とはいえ、Saving Throwの判定で自分が望むときのみDisadvantageを受けるのは難しそう。しかし、通常能動的に行うAbility CheckやAttack Rollは、うまいこと行動宣言すればDisadvantageを受けられそうにも思えます。

攻撃の瞬間目を瞑り、すぐに目を開けば、攻撃時だけ盲目状態(Blinded)になってDisadvantageがつき、その後は一切ペナルティを受けないんじゃない?というわけですが……

最終的にはDMが判断してね、というニュアンスですが、Jeremyの判断は、次のターン開始時までずっと目を瞑っているというのならblindedってことにするけどね(攻撃時だけならblindedにはならない)という回答でした。


目を1秒かそこら瞑るだけの「長めのまばたき」と目をずっと閉じたままにしておくのとは異なる、ということのようです。

というわけで、目を瞑る案はDMに却下される可能性大なので、お勧めは「伏せ状態」(Prone)になる、です。移動速度を残してあればそのターンのうちに伏せ状態を解消できるためデメリットは小さく、でも移動速度というコストもあるし一応リアクションされたときにはデメリットがあるので、DMに難色を示されたときに抗弁しやすいという利点があります(笑)でも最終判断はDMに従いましょうね…


Question
@JeremyECrawford @derekstucki @danhass Regardless. It would seem odd NOT to give disadvantage to a player fighting with eyes closed.
Answer

埋め込みツイートだけだと話題の全容が分からないので、興味あれば一連のやりとりをどうぞ。